2017年2月16日木曜日

【ぜひ、ご一緒に! ご案内★情報宣伝スケジュール】

 
 
ともにアクションを起こすことになった「くにたち上原景観基金1万人の会」(通称:上原ファンド1万人の会)では、このような三つ折りチラシをつくっています。
わたしたちも、これを持って、まちに出て市内外の方とお話をして、訴えることにしました!
 
【今後の日程】
◆2月19日(日)15~16時@大学通り入口の旧サンリオ前
◆2月26日(日)12~13時@     〃
 
上原さんに課された支払い期日は、2月28日! 
毎日利息は約4200円づつ付いて、国立市への支払いが増えています。
 
また、チラシを発送するなどして、上原公子さんに支払いが求められている4500万円を、
ひとりに払わせないため、基金へのご協力をお願いしていきます。
 
その作業日は、
◆2月27日(月)19時~ @場所は追ってお知らせします。
 
お気持ちを同じくする方、一緒に活動していただければ、嬉しいです。
 
 

2017年2月14日火曜日

2月11日、「くにたち上原景観基金1万人の会」準備会と共催した通称「上原ファンド1万人の会」発足集会の会場は、溢れる参加者で熱気に包まれました。ご参加された皆さま、遠くからメッセージを寄せ、また思いを馳せてくださった方々に、心より感謝申し上げます。
現在、求償裁判の高裁・最高裁の不当な判決の誤りを照らし、再び住民自治の火を燃やそうとの呼びかけに対して、各地域の勝手連も広がり、また、各界より賛同する「呼びかけ人」は120名になっています。
11日には、吉原毅さん(城南信用金庫)、鎌田慧さん(ジャーナリスト)、小林緑さん(国立音大名誉教授)、曽我逸郎村長(中川村)、佐高信さん(評論家)、安藤聡彦さん(埼玉大学教授)、米田佐代子さん(女性史研究者)、白石孝さん(官製ワーキングプア研究会理事長)、田中隆さん(弁護士)、折田泰宏さん(弁護士)が次々に壇に上がって、それぞれのお立場から「司法とともに国立市の求償裁判の問題」を語り、「上原ファンド1万人の会」でともに頑張ると訴えらえました。
 
「上原ファインド1万人の会」はHPを立ち上げています。
毎日の基金へのカンパ額が一目でわかるようになっていて、
また、寄附を寄せる人のコメントも載っていてとてもステキです。
 
私たち「景観市民の会」も、国立市内に情報を伝え、基金へのご協力をお願いしていきます!
 
 


 








2017年2月1日水曜日

◆お誘い◆

“その4,500万円! 元市長ひとりに払わせない!!”

2/11(土)「くにたち上原景観基金1万人の会」発足&報告集会

 
2017 2/11(土・祝) 18002000 1745開場)
  @さくらホール(商協ビル2F
JR国立駅南口改札より徒歩1分(旭通り入口、日高屋ラーメン右のビル)
参加費:1,000円(資料代含む) 


  最高裁判所は、昨20161213日、上原公子さんが国立市から3,120万円の支払いを求められていた訴訟について、上原さんの上告を「棄却・上告不受理」する決定を下しました。

市民の要望と公約に従って景観保全をすすめた元市長個人に対する賠償の結果(遅延損害金含めて約4,500万円)は、驚きをもって受け止められ、マスコミ各紙が報じました。

司法判断としては、これにより、上原さんの支払い義務が確定してしまいました。

 当時、オール国立で大学通りの景観を守ろうとした市民として、その賠償金を上原さんひとりに払わせないと決意しました。その決意に対して、各界よりご賛同いただいている「呼びかけ人」は100人になりました。また、すでにいくつもの勝手連が立ち上がっています。集会には、それぞれの代表者が参加されます。

 皆さま、どうぞ、お誘い合わせの上、お出かけください。

 

【集会プログラム】  

 

■上原求償裁判・報告: 上原公子さん/弁護団団長・窪田之喜弁護士

■「くにたち上原景観基金1万人の会」発足について  
 社団法人設立・代表と事務局の紹介:
 佐々木茂樹(「景観市民の会」)/窪田之喜(弁護団より)/山内敏弘(一橋大名誉教授)
 斉藤駿(カタログハウス)/佐藤和雄(小金井前市長) 

 事務局長:小川ひろみ(「景観市民の会」)

100人の「呼びかけ人」より発言

 吉原毅さん(城南信用金庫相談役)/鎌田慧さん(ジャーナリスト

 小林緑さん(国立音大名誉教授)ほ

■各地域の勝手連より

 ひろ子がんばれネット・高野幹英さん/景観と住環境を考える全国ネットワーク・上村千寿子さん/昭島・市政ウォッチンング・大嶽貴恵さん/市民ネットワーク千葉県・大野博美さん ほか

■歌による応援 ドラゴンママDRAGON MAMA室田清子さん)


▼永見理夫国立市長から届いた求償金請求書! 支払い期限は、2月28日。毎日約4,200円ずつ、国立市への支払いは増えていく。

主催:「くにたち大学通り景観市民の会」・「くにたち上原景観基金1万人の会」準備会
 
問い合せ先: 080-3396-1491(小川)
  Email: daigakudori@gmail.com
 
 
 
 

2017年1月25日水曜日

【ご報告】
 景観市民の会は最高裁での勝利に向けて、昨年11月半ばより、「不当な国立景観裁判に勝利するための基金」を立ち上げ、裁判支援のためのカンパをお願いしてまいりました。お願いの封書がお手元に届き、カンパを送ってくださった皆さまに、心から感謝申し上げます。
 ご存知の通り、その最中の12月13日、最高裁は、上原さんの上告を棄却する判決をだしました。
21日にも弁護団はいくつもの補充書の提出を予定しており、私たちも市民陳情に行く心づもりでしたので、不意打ちの上告棄却にかなり落ち込みました。長く被告の立場に立たされた上原さん、上原さんを支え続けた弁護団とご支援くださった皆さまの落胆を思うと、言葉もありませんでした。
 ともかく、11月半ばから12月20日までにいただいたカンパの結果は次の通りです。
 昨年末の20日、手弁当で闘いつづけた弁護団に、カンパとそれまで蓄積してきたものをまとめて40万円をお支払いいたしました。変わらぬご支援をいただきましたことに、重ねて感謝申し上げます。

    市民の会「基金」(ゆうちょ銀行口座)への入金状況と残高

「基金へのカンパ」11/1312月末  297,000円 

弁護団へ支払(12/20)        400,000円 ⇒日野市民法律事務所
 

尚、上原さんに課された賠償金約4500万円を、決してひとりに払わせないとの決意から新たな会(「くにたち上原景観基金1万人の会」)をスタートさせる準備をしております。
特別口座もすでに立ち上がり、先にお示しした通りです。出来ましたら、お心は、今後、そちらにお願いいたします。

専用口座⇒みずほ銀行 日野駅前支店
普通預金口座 1222665
名義人 日野市民法律事務所 弁護士窪田之喜(くぼたゆきよし)

※尚、現在、ゆうちょ銀行や他のメガバンクなど、どなたにとっても振り込み安い銀行口座の開設を準備中です。

 
 
 皆さま、遅ればせながら、今年もどうぞ、よろしくお願いいたします。
 
 さて、昨日1月24日、私たちは、国立市・永見新市長と面会し、「上原公子元市長に対する国立市の債権を放棄することを求める」申し入れをしてきました。以下に訴えを添付してありますので、ご覧いただきたいと思います。
 
 永見新市長は、30分の短い面会時間に、「感情論ではなく」との言葉を何度か使いながら、「行政の長として、賠償請求を執行する義務がある。そのことについて、裁量の余地はない。あると思われるなら、逆にお聞きしたい」と、私たちに問題を投げかけるような話し方をされました。
 永見市長は、故・佐藤市長の市政を全面的に引き継いだ市長で、この問題は、前市長が抱えた問題だから粛々と執行するしかないとの論調でした。が、ご自身が話された通り、たとえ、副市長着任早々といえども、上原さんに賠償請求することが定まった発端となる住民訴訟控訴取り下げ=地裁判断の確定に「決裁」印を押した当事者です。
 さらに、行政マンとして17年にわたる景観訴訟のすべてに関わり、国立市が、議会や審議会等民主的プロセスを経て景観保護をすすめた経過も全部ご存知です。
 面会中、終始笑顔で接せられましたが、明和地所と闘っていた当時と真逆の立場を取り、今回、ひとり上原元市長に全責任を被せ、賠償金をも求める立場になったことの矛盾をどう受け止めているのでしょう。債権放棄については、最初から思考を停止されて、「争い」を解決するために、難しい政治マターを含めてあらゆる方法を検討しようとする気持ちは感じられませんでした。残念です。
 古くから景観裁判に関わってきたある市議経験者から、「元市長に賠償請求するようなことに気が進まない、あるいは理不尽なこととして気が重いと思われているのかどうかが大事。どうなんですか」との鋭い問いに対して、「住民間で争うのなんて(誰でも)イヤですよ、そりゃあ!」と反応されていました。が、本音はよく見えませんでした。
 私たちが「申し入れ」文に書いた通り、これからも、永見市長の政治家としての良識に訴えるべく、できる限り要請を続け、あらゆる活動を展開していきたいと考えています。
 
 
右が、永見理夫市長。
左はくにたち大学通り景観市民の会・共同代表の佐々木茂樹。
 
 
                               
                              
国立市長 永見理夫 様                  
                     
                          

   元市長上原公子さんに対する国立市の債権を

放棄することを求める申し入れ

 
 私たちは、明和マンション問題をめぐり国立市が上原さんに対して求償裁判を起こして以降、一市民である上原さんに損害賠償を求めること自体が問題であるとして、裁判の不当性を訴えてきました。
 残念ながら、昨年12月の最高裁判決によって国立市の債権が法的には確定したことになります。
 
 これを受け、市長として、国立市にはなんら損害がないことであるにもかかわらず、上原さんを丸裸にするようなことを本当になされるおつもりなのでしょうか。
 「人間を大切にする」という国立市の姿勢はどこにいったのでしょうか。
 
 佐藤前市長ともこの問題について何回か話し合いをしてきましたが、佐藤さんは「金の問題ではない」ということをおっしゃっていました。
 政治的な背後関係の中で、裁判を継続せざるを得なかったということなのでしょうが、この裁判の理不尽さは理解されていたのだと思われます。
 
 この裁判が「いじめ」そのものであることは多くの人が理解をしています。学校では「いじめ」はあってはならないものとされています。大人の社会もそれを見習うべきではないでしょうか。
 
 「人間を大切にする」国立市では、市民一人一人が大切にされなければなりません。
 そのような国立市の首長として、ぜひとも、上原元市長に対する債権を放棄するご決断をされるよう要望いたします。