私たちも、国立市が「控訴をせず本判決に服することを求め」ています。
控訴の期限は9日。国立市議会では、その前に、市議会「全員協議会」が開かれると聞いています。行政には、長い裁判の総括をするとともに、これからの対応について市民に説明する重大な責任があると考えます。
そこで、国立市の総括と判断を含め、皆さまとともに完全勝訴となった判決の意義を噛みしめる
<報告集会>を開きます。 どうぞ、お誘い合わせのうえ、お出かけください。
◆10月9日(木)19時~21時
◆さくらホール(国立駅南口改札より徒歩2分)
詳細は、追ってお知らせします!
2014年9月29日月曜日
9.25完全勝訴判決出ました!★上原公子さんと弁護団からの声明〝住民自治の勝訴”
9.25勝訴判決の内容を余すところなく示している「声明文」をアップします!
上原公子・弁護団一同からの声明 “住民自治の勝利”
「国立市景観訴訟求償第2段訴訟第1審判決を受けて」
本日、東京地方裁判所民事第2部は、国立市が上原公子元市長に対して3000万円余の損害賠償を請求した訴訟につき、請求を棄却する判決を言い渡した。本訴訟は、国立市大学通りの明和マンション問題について、国立市が明和地所に支払った3000万円余の損害金が、市長の個人責任として、賠償を求めた訴訟である。
そして、判決では、2013年12月19日の国立市議会における請求放棄議決があったにもかかわらず、国立市が賠償を請求することは信義則に反するものとして、許されないと判断した。
その判断にあたって、判決は、以下のことを明確にした。
①上原元市長の行為は明和地所という特定の企業の営業活動を狙い撃ち的に妨害しようとして行ったものではない。
②景観保持という自身が掲げる政治理念に基づいて行ったものと認められる。
③上原元市長の掲げていた政治理念は民意に基づくものであった。
④上原元市長が何等かの私的な利益を得たものであったと認めることはできない。
⑤上原元市長が国立市長として行った行為は、違法性の高いものであったと認めることはできない。
明和地所による損害賠償請求判決(東京高等裁判所平成17年12月19日判決)が確定しているという制約のもとで、上原元市長の主張をほぼ全面的に求めた事実上の完全勝訴判決である。
本事件は、住民自治のあるべき姿が根本的に問われていた事件である。それを裁判所が問い、上原元市長個人の賠償責任を否定したことは、地方自治の今後の委縮を回避し、住民自治をいっそう発展させることになると弁護団は確信する。
裁判を支えてくださった市民や議会のみなさんに感謝申し上げるとともに、上原元市長とともに景観行政をすすめた国立市に対し、控訴をせず本判決に服することを求める。
以上
●朝日記事
●読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/local/tokyotama/news/20140925-OYTNT50571.html
●TBSテレビ
「国立市が元市長に賠償請求、東京地裁は認めず MSN ビデオ」で検索●TokyouMXテレビ
http://s.mxtv.jp/mxnews/kiji.php?date=201409256
2014年9月24日水曜日
明日9/25の判決にご注目!★マスコミ各社も入ります
明日の<報告会>は、衆議院会館で行います!
判決言い渡しは数分と思われます。
早めに起こしになれない方は<報告会>へお起こしください。
▼▽▼▽▼ご案内▼▽▼▽▼
◆判決
13:15 @東京地裁703号法定
◆報告会
14:00~16:00 @衆議院 第1議員会館
・地下1F第4会議室
1.国会議事堂前[出口3](5分) 2.永田町[出口1](5分)
※1 入口に<景観市民の会>の者が立っていますので、入場許可証をお取り下さい。
※2 上原公子さんと弁護団チームは「記者会見」があり、遅れて「報告会」に入りますが、担当弁護士より、この間の経過や判決趣旨をご説明いたします。
△▲△▲△▲どうぞお出かけください△▲△▲△▲△
2014年5月15日木曜日
5/20★傍聴にお出かけください
【ご案内が遅くなり、ご心配を掛けています。
次回公判は5/20(火)です】
弁論が再開される中、裁判長もここで代わり、5/20には、上原公子さんが陳述に立ちます。裁判を傍聴することで、本裁判へのご支援を、引き続き、どうぞ、よろしくお願いいたします。
◆5月20日(火) 16:30~ @東京地裁703号法廷
◆国立市議会
昨年12月議会に次いで、3月議会において、「元市長に対する賠償請求権放棄議決の執行を求める決議」を賛成多数で可決。国立市の団体意思としての議決を無視し、議会を軽視する佐藤一夫市長に対して、引き続き反論を明確にしています。この決議は、一刻も早く取り立て裁判を止めるよう求める多くの市民の願いと繋がっていると考えます。
◆賛同署名
東京地裁宛の署名「市民とともに景観を守ろうとした元国立市長個人に対する賠償を認めない判決を求める要望書」も、5月18日(日)まで行っています。大学通りにて、夕方4時から署名活動を行います。こちらにも、ご協力をお願いいたします!
2014年2月13日木曜日
【弁論が再開します!】3月18日(火)です。
弁論が再開します。
期日が決まりましたので、 お知らせいたします。
◆3月18日(火)11時30分~@東京地裁703法定
国立市議会の「権利(債権)の放棄についての決議」について弁論します。
傍聴席を埋めることで、本裁判を支えてくださいますよう、
よろしくお願いいたします!
期日が決まりましたので、 お知らせいたします。
◆3月18日(火)11時30分~@東京地裁703法定
国立市議会の「権利(債権)の放棄についての決議」について弁論します。
傍聴席を埋めることで、本裁判を支えてくださいますよう、
よろしくお願いいたします!
2013年12月24日火曜日
【再再度の日程変更です】2月27日の公判、また延期になっています!
2月27日の公判も!また延期になりました。お伝えいたします。
昨12月、国立市議会は、国立市が上原公子さんに対して支払うよう求めている債権(約4000万円)を“放棄する”との決議を賛成多数で可決しました。そのニュースは、新聞各紙が取りあげましたので、お読みになった方も多いと思います。
「国立景観求償訴訟」弁護団は、2014年1月、この決議可決を受けて、新たな主張をもって、「口頭弁論再開」を地裁に申し立てました。
その後、地裁より、「弁論再開」決定、との連絡が入りました。
よって、2月27日の判決は無くなりました。
尚、再開の期日はまだ決まっていません。
皆さまには、再再度の延期でご心配をお掛けいていますが、地裁より日程の連絡が来ましたら、すぐにお伝えいたします。しばらく(少し楽しみに!)お待ちくださいますよう、
お願いいたします!
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【重要なお知らせ】
裁判所から“判決日の変更”の連絡が突然きました。
12月24日の判決は延期になりました。
延期になった理由については不明です。
新しい判決日は来年2014年2月27日(木)、午後1時15分~@703号法廷です。
→2014年2月27日(木)へ延期になりました。午後1時15分〜
東京地方裁判所7階703法廷(52席)
東京地方裁判所7階703法廷(52席)
【東京地方裁判所】
東京都千代田区霞が関1-4-4
●地下鉄東京メトロ丸ノ内線・日比谷線・
千代田線「霞ヶ関駅」A1出口から徒歩1分
●地下鉄東京メトロ有楽町線「桜田門駅」
5番出口から徒歩約3分
国立市が、元市長である上原公子さんに3120万円(+利子)もの損害賠償請求をしている裁判が9月に結審を迎え、判決が出されます。
現在の裁判の元(根拠)になっているのは、2009年5月に4人の市民が国立市を相手に提訴した「市が支払った約3,120万円の賠償金を、上原元市長に支払わせろ」という住民訴訟です。この裁判で2010年12月、原告側の要求を認める地裁判決を出したのが、川神裕裁判長です。
現在係争中の(国立市が上原元市長に取り立てる)裁判では川神裕裁判長は担当から外れましたが、東京地裁の中では担当裁判官(民事第2部合議G係:内野俊夫裁判長、日暮直子右陪審、不破大輔左陪審)の上司に留まっています。
本来、裁判官は法と証拠に基づいて一人ひとりが主体的に判決を出すことになっていますが、実際は上司とどのような判決を出すか相談し、それに沿って判決文を書いているのが実情です。
川神判決の控訴審は、佐藤市長が判決直前に取り下げてしまったので、確定してしまいました。それが、今回の裁判につながっています。
結審まで7回に及んだ口頭弁論では、上原元市長と40人以上の大弁護団、そして自立した判断を求めて現・裁判官を応援するため、傍聴席が市民でいっぱいにしてきました。
また、3千筆を超える署名を裁判所に提出しました。
ついに判決の日を迎えます。
ぜひ注目して、市民自治、景観を守る市民の目で判決を見守りましょう。
2013年12月22日日曜日
【朗報】19日・国立市議会「国立市が上原元市長に対して有する債権を放棄する」決議を可決!
国立市議会で、19日、国立景観求償裁判について「権利の放棄についての決議(案)」が審議され、慎重審議・討論の末、11対9で、可決されました!
くにたち大学通り景観市民の会としては、この決議は、私たちの活動がめざしている趣旨とまったく重なっていて、たいへん喜んでいます。市議会で可決した本決議は、国立市としての団体意思となります。決議内容に沿った対応がどのように取られていくのか、国立市と佐藤現国立市長の今後の動きに注目していきましょう。
「権利の放棄についての決議(案)」
明和地所による大学通り高層マンション建設をめぐる建築紛争は、2008年の最高裁判所の決定により、司法の場において終結した。9年間の建築紛争を契機にして、国立市において2000年1月に当該マンション周辺の建築制限を行う中三丁目地区地区計画が制定され、国会において2004年6月に景観法が制定され、2006年3月に司法の場において初めて「景観利益」の存在が認められた。
2008年3月最高裁決定により確定した損害賠償金及び遅延損害金は、同額を明和地所が国立市に寄付したことにより、国立市側には実質的な損害は生じていない。さらに国立市では、2008年6月19日の市議会で明和地所に対する裁判費用の請求を放棄する議決を行い、明和地所と国立市双方の債権債務関係は解消し、これをもって、建築紛争は政治的にも全て終結した。
上原公子元市長に損害賠償金を求める住民訴訟について、佐藤一夫市長が控訴を取り下げたことにより、2010年12月の東京地方裁判所の判決は確定している。しかし明和マンション問題は、大学通りの景観を守れという「オール国立」の声を国立の住民自治としてすすめたものであり、元市長個人に請求することは妥当ではない。
よって、ここで紛争を終息させ、未来に禍根を残さず、市民の財産としての景観を形成するまちづくりを推進していくために、地方自治方(昭和22年法律第67号)第96条第1項第10号の規定に基づき、国立市が元市長に対して有する下記の債権を放棄する。
記
1.権利の内容
東京地方裁判所平成21年(行ウ)第249号損害賠償請求事件(住民訴訟)によって認定された、国立市の上原元市長に対する国家賠償法第1条第2項に基づく求償権としての3,123万9,726円及びこれに対する2008年3月28日から支払い済みまで年5分の割合による遅延損害金。
2.相手方(債務者)
国立市富士見台(以下省略) 上原公子
以上、決議する。
2013年12月19日 国立市議会
提出先 国立市長
提案者:重松朋宏(緑の党)・阿部美知子(生活者ネット)・高原幸雄(共産党)・藤田貴裕(社民党)・前田節子(生活者ネット) 5名の議員
賛成者:生方裕一(みんなの党)・上村和子(こぶしの木)・小川宏美(生活者ネット)・望月健一(みらいのくにたち)・長内敏之(共産党)・尾張美也子(共産党) 6名の議員
各議員による質問と答弁、その後の賛成討論・反対討論を、来週アップされるインターネット中継の録画で、ぜひ観てください。
★賛成11名:重松、阿部、高原、藤田、前田、生方、上村、小川、望月、長内、尾張 ―敬称略―
★反対9名:石塚・大和・石井・東(自民党・明政会)、小口・中川(公明党)、池田(つむぎの会)、稗田(民主党)、藤江(新しい風)―敬称略―
(議長:自民党の青木議員。公明党の鈴木議員は、12月18日にご逝去されました。)
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